Guitar部屋

ギターあれこれ

(1) Fender USA   Telecaster (Highway One Series)

購入時に数本テレキャス試奏をしたが、このギターの音が一番気に入った。アウトレット価格で7万しなかったと記憶している。塗装が薄く、まるで木の板をかき鳴らしているような感覚。それまでハムバッカーのギターばかり弾いていたので、シングルの音がこんなに気持ちいいとは思わず、衝撃を受けた。メイプル指版のネックもお気に入り。アメスタよりも全然いい音がすると思う。塗装が剥げるまでガンガン弾き込んでゆきたい。

 

(2) Fender Japan   ST57-US

衝動買いしたストラト。買うか1時間くらい迷ったが、状態が良く、値段も手頃だったので、さらに値切って購入。「これぞストラト」という音がする。シリアルナンバーからすると2006~2008年製らしい。ボディはバスウッド、Fender USAのヴィンテージ・ピックアップがマウントされており、ピックアップの良さが素直に出る。この型番にはローズウッド指版とメイプル指版のバリエーションがあるが、メイプル指版の乾いた音の方が好み。そしてなんと言っても軽い。弾いてみて、初めてストラトのサウンドの幅の広さに驚かされた。どんな音楽にも対応できる1本。ストラト最高。

 

(3) Navigator   Les Paul Custom

大学時代に2年ローンで買った一本。2000年から2010年頃までずっとメインで使っていた。材はバックがホンジュラス・マホガニー、トップにハード・メイプルという豪華な仕様で、半端じゃなく鳴る。そして半端じゃなく重い。最近はサブにしてステージ脇にセットしていることが多い。ネック折れ2回の修理歴あり。2回目の修理でネックのヘッドの付け根部分にポリュートを付けてもらったら、さらにネックが鳴るようになった気がする。ギブソンのギターよりも中音域が豊かで、低音の抜けが良い。サウンドは間違いのないギターであるが、その重さのため激しく動くとストラップから外れるのでライブ中にはよく悩まされた。

現在は☆になっている。

 

(4) Fender Japan   JG-66 Jaguar

ナビゲーターのネックが折れた時に弾くギターがなくなり、急きょ購入した一本。どうせならナビとは全く違うギターを買おうと思っていたときに出会った。初めて見たときは、中古で状態が悪かったが、試奏をしてみるとそのチープな音が忘れられず購入を決めた。傷や打痕が多く、またピックアップセレクターのプレートやネック裏のプレートには謎の落書きがしてあり、ネックは反っていた。ネックプレート交換、ネック調整をし、ピックガードを外し、ブリッジの駒をマスタングのものに換え、塗装を一部削ったりした。少し歪ませると恐ろしくハウる。とにかく不安定で扱いづらいが、大好きなギターである。フロントPUでのクリーンの空気感のある音はこれにしか出せない。MyspaceのThe Hitchhikers初期のデモはほぼ全てこれで録られている。曲作りのインスピレーションを与えてくれるギターでもある。いつかこれでマイブラとかやってみたい。

 

(5) Eastwood Guitars   Airline 2P DLX

The White StripesのJack Whiteが使っていたのを見て一目惚れしたギター。とにかくこの形がたまらなくツボだった。サウンドは、可もなく不可もなくという感じ。アルニコPU搭載でパワーはあるが、作りは安っぽい。Made in Koreaである。RATとかでおもいっきり歪ませて弾くとJack Whiteのサウンドに近くなる。クリーンサウンドはイマイチである。まだポテンシャルを発揮できずにいるような気がする。見た目は最高なので、たまにライブで使う。20フレっトまでしかないので、高音のソロは弾けない。

 

(6) Ovation   Celebrity

エレアコが欲しくて購入。新品、ケース付き、アウトレット価格で6万ちょっと。かたーい音がする。アンプを通すと、オベーション特有のパツ―ンという音がする。外で生ギターとして弾き語りをしたりする時にはもう少し音量が欲しい。ライブで使用することは滅多にない。こいつもMade in Koreaである。韓国製のギターって、なんとなく作りが大量生産っぽくて安っぽいけど、頑丈な気がする。黒のトップがきれいで好き。

 

(7)Danelectro 59 (3 Pick Ups)

泣く子もだまる銀ラメのダンエレ。3つのピックアップが付いているタイプ。ピックアップセレクターで幅広い音作りが可能。いつかライブで使いたい。チープな音がいいんです。ツェッペリンのBlack Mountain Sideなんか弾いたら最高。中学からの音楽仲間からのもらいもの。謎のハードケース付き。

 

(8)Valley Arts M Series

Totoのスティーヴ・ルカサーも使っている、Valley Artsというブランドのギター。木目が美しい。トップがメイプルでバックがアッシュ。フロイドローズオリジナルのトレモロを搭載。ピックアップはダンカンがマウントされている。指板はエボニーで、運指がしやすいようにネックのグリップが非対称なのが特徴。ボディのカッタウェイも独特で、弾きやすい。音は高級感があり、クリアで真っすぐなサウンド。ストラトの形をしているが、音はレスポールに近い。結構重い。Navigatorのレスポールカスタムの音を優等生にしたような感じ。ハイエンド機のにおいがする。フュージョン系なんかには最適だろう。これももらいもの。自分では絶対に買わないようなギターだが、弾いてみると新しい世界を感じられる。もう少し年齢を重ねたら、これでジャズとかフュージョンとかを弾いてみたい。

 

(9)Fernandes ARS-1200

ツインブレードハムが3基搭載されて、さらにピエゾピックアップが付いているというかなりマニアックな仕様。ピエゾの音とピックアップの音をブレンドすることができる。使いこなせればかなり幅広い音作りが可能だ。低音はピエゾの音量を高くすると、ブリブリの音がでる。これも同じ友人からのもらいもの。3本寄贈してくれている。くれた友人いわく、うまく音を作るとフェンダーUSAのストラトにも勝るとも劣らぬいい感じの音を出せるらしい。ガリがひどかったので、ジャックの配線部分を見てみたら、ハンダが一か所とれていたので、つけ直した。使ってみるとなかなか味のあるギターである。
 

(10)Epiphone SG Custom Pelham Blue 

ルックスに一目ぼれ。コイルタップとか色々遊べる。最初は作りの荒さにびっくりしたが、弾いているうちに慣れた。SG独特の中音域がガッツリ持ちあがった音がする。マフとの相性がよく、かなりダーティーな音になる。アーミングするとすぐ3弦のチューニングが狂う。曲によってストラトと併用していきたい。

 

(11) Fender USA  60th Diamond Anniversary Stratocaster

友人から譲り受けたもの。スタンダードなストラト。2006年製で60周年記念のちょっと豪華な仕様。シルバーのハードケース付。ヴィンテージライクな枯れた音がする。Japanとはサウンドキャラクターが違う。Japanの軽いパッキパキな音も好きだけど、やっぱりUSAは違う。ちゃんと芯がある感じ。カッティングなんかをすると違いがよく分かる。レコーディングで使用。まだライブでは使っていないので、次のライブで使ってみたい。