くるり

2014年07月24日 21:07

くるりを聴いている。さよならストレンジャ―、図鑑、NIKKI、アンテナ、言葉にならない笑顔を見せてくれよ、坩堝の電圧あたりを聴いている。

大学時代、くるりの良さがよく分からなかった。ワンダーフォーゲルとかバラの花とかLevel 30とかをサークルの先輩がやってたのを聞いて、正直こんな単調な曲の何がいいんだろうと思っていた。

20代後半にTeam Rockを聞き、いいなあと思った。俺が思うくるりの良さは、「大学生っぽさ」である。音楽好きのちょっと根暗な大学生がやってる音楽。自分の大学時代に良さが分からなかったのは、そのためだと思う。年齢を重ねて聴くからこそノスタルジアが生まれ、大学時代の青春を想起させるから良いと思うんだと思う。大人になって音楽に対する許容範囲が広がったこともくるりをイイと思うようになった一因かもしれない。

アルバムごとに印象が全然違う。メンバーチェンジが激しいバンドであるから当然と言えば当然だ。最近はトランペットも入ったようだ(個人的には好みではない)。常に新しいサウンドを求める姿勢は凄いと思う。アルバムごとに賛否両論が出るが、それだけ日本のロックファンがくるりに注目しているということだろう。

ちなみに好きな曲ベスト5は

1.カレーの歌

2.東京

3.ワンダーフォーゲル

4.ばらの花

5.チアノーゼ

われながらかなりミーハーなチョイスである。

ちなみに一番嫌いな歌は、赤い電車である。

色んな人が、色んなことを熱く語れるバンド、それがくるり。

 

安倍