Garden State Soundtrack (2004)

Garden State Soundtrack (2004)

Garden State(邦題『終わりで始まりの4日間』)は映画もイイのだが、なんといっても使われている音楽が良い。映画全体に流れるやさしく包み込むようなノスタルジックな空気感は、その曲たちによって支えられている。物語で主人公の2人が出会うきっかけになるThe Shinsをはじめ、Nick DrakeやRemy Zeroなど、このサントラで知って聞くようになったアーティストは多い。Collin Heyの「I Just Don't Think I'll Ever Get Over You」などは泣ける。ちなみにこの曲とLed Zepelinの「Thank You」を頭の中で組み合わせて作ったのが、Can't Get Over Youという曲である。Simon and Garfunkelの「Only Living Boy in New York」という曲はこのサントラを聞くまで知らなかったが、気に入って自分の結婚式のときにも使った。このサントラはずいぶん自分の音楽の幅を広げてくれた。