家族愛がテーマ。古い家をいったん破壊し、そして新しい家を建てる。その過程で一度壊れた家族の絆も修復されていく。ハピネスとサドネスが絶妙なバランスで配合されていて、絵的に美しいシーンが多い。夕暮れをバックに、主人公が別れた妻と建設中の家のフロアーで踊り、それを息子が見ているシーン。あれは本当に最高のシーンだと思う。主人公ジョージの父親としての生き様は感動させられる。物語としても笑いあり、涙あり、以外な伏線ありと、よく練られている。息子役はヘイデン・クリステンセン。若い。
この間久しぶりに車で見てみたら、涙で前が見えなくなって大変だった。